ボランティア活動に参加しました

ボランティア活動にはじめて参加した。

中学生時代に生徒会で参加したり何かした記憶もない事はないが、
自主的に参加したというのは少なくとも初めて。

参加したボランティア活動はパソコンサークル。
有志の方でパソコン操作とかについて教えるという活動団体だった。

まったくどんな感じなのか想像できずに行ったが、硬い感じではない。
なんというか公園でゲートボールしているのとか、そんな雰囲気だった。
受講している方も、指導されている方も、60代〜70代に行くか行かないかくらいの方が中心だった。

講義形式とかじゃなく割とマンツーマンで指導している。
とくに同一のメニュをやるわけじゃなくて、受講しているかたが自分でWordやExcelなど「○○をやりたい」とかに応えるかんじだった。
教えるポイントとして言われた事は「起動する、書く、保存する、また開く」という基本はちゃんと分かるようにしてあげて、とのことだった。

私も実際にほぼマンツーマンで指導のお手伝いをした。
ほとんど初めてパソコンを触るようなかただった。
教えることに関しては素人だし、教えるレベルを落として説明するのは難しかった。

受講者の方の質問を理解するのがまず大変だった。
自分だとファイルをみて、「○○を消す」というと、内容を消すか、ファイルそのものを削除するかだと思うが、その方はウィンドウを閉じることを消すとおっしゃっていた。
それくらい受講者の方がおっしゃっていることをまず理解することが難しかった。
プロトコルが違う通信を解釈するような感じ。

あと代表の方に指摘されてしまった点がある。
縦書きと横書きを切り替えたいということで、
そのやり方をメモしてくれと言われ、自分は書いてあげようとしたが、
どんなに時間かかっても、自分で覚えるか、メモも自分で取らせないとダメとの事。
まぁ確かにそうだ。
自分はそんなペースだからあまり教えられていないなと思い、少しでも多くの事を教えておこうという気持ちではあった。
たぶん教える側のその考えはこの場合必要ない考えなのだろう。

そのあとは、多くの事を覚えてもらうというよりは、慣れて出来るようになってもらおうと思って、指導させてもらった。
自分が楽だと思った方法でも、覚えてもらいやすい方法だけ教えるとか考えてやってた。

そんなこんなで大体2時間ちょっと、活動をしていた。

代表の方に終わった後、お話し窺ったところ、実際の受講者の方の目的のひとつは「この年になると暇だからね、たまに集まって交流を持ちたいんですよ」という話だった。

まぁ確かに、六十代のかたのコミュ力に脱帽した。
自分なんかは初対面で人見知りとかしてしまうと思うが、
この場にいらした方は全然そんなことなく、お話されてた。
これは見習いたい。

今日は、新しい発見だったと思う。
一応本職もコンピュータにかかわる仕事ではあるが、
対極の世界だと言えると思う。
表現しづらいが、この対極をつなげたい、そんな思いがした。