「情報」科教育に思うこと

2004年度から高等学校に情報科が新設され、
その教員免許をとろうとしているのですが、
とくにしがらみもないうちに言いたいことを言っておこうかと思い。。

高校の情報科で教えるべき内容は常に変化しています。
以前、高校の情報科の教科書をベースに
某学校の某講義を情報社会をテーマに話しましたが、
平成22年に発行された高校情報科の教科書の内容も
すぐに陳腐化しているような感じでした。

もちろんこれは仕方ないことです。
情報科で教えようとしていることは、
昨日教えたことが今日役立つかわからないし、
今日教えたことを明日修正しないといけないかもしれないです。

しかし、実際のところ学校では情報は
やはり付属的な教科という捉え方を
されているんじゃないかと思っています。

情報科はほかの教科に比べて、
一年一年の授業計画の積み重ねがそんなに活きないのではないかと。。
現状は、ほかの教科を主に教えて
情報科「も」教えている先生方が多いようです。

でも、それではせっかく必修にした科目なのに
先生より生徒のほうがリテラシーが高いとか、
結局受験偏重になって、未履修の元になったり。。

情報科の先生は情報科の先生に専念し、
情報の教科研究はほかの教科の先生より
多く時間を充てる必要があると思ったりしています。