近況報告

6月終わりに退職が決まってから2ヶ月。
8月半ばには退職になったので、もう2週間以上無職です。
紆余曲折を経て、今に至っています。

この前傷病休暇とったのもちょうど妻がツワリの激しい時期でしたので
妊娠中の妻の姿をかなり長い時間みることができました。
つらいツワリの中で仕事に出る妻をみながら、休んでる自分はホントクズだなと思ってました。
今になってみると、この状況で前職での働き方を続けていた方が
余程クズなんじゃないかと思うようになってます。

有休消化から無職中の休みの中で、妻の検診につきあったり、
保育園見学したり、父母教室に行ったりと、
出産の準備には出来るだけの加担をしました。
そして東京の子育ての現状とか惨状を目の当たりにしました。
保育園入園はソシャゲに出来そうなほど本当に至難の業だし。
保育料も決して安いものではないし。
どうやって東京で子どもを育てているのか、実際にされている方には尊敬します。

自分も出産準備に加担したことによって感じられたことです。
体調を崩す前のスタイルで仕事進めていたら、
きっと妻のこと、子どものことに無関心だったと思います。

もちろん前の職場にも仕事と家庭を両立されている方は
たくさんいらっしゃると思いますが。
自分の場合は、きっと両立は出来なかったと思います。

さて、これからは教職というものも目指そうと思っております。

一応教員免許は持っているのですが、
高等学校の必修科目になった「情報」という科目で、
指導できるように免許状種をふやしに
この秋からは大学の通信講座を受けることにしました。

もともと教職に就きたいという思いをもっていました。
小2的に言うと、人の役に立ちたいから。
もうすこしちゃんと言えば、自分との関わりってもらって
幸せになってもらえることが自分自身の一番の喜びだと思うから。
ニコニコしてもらうっていう意味では、
今まで仕事して来れたモチベーションとも同じではあります。

ITからの逃げなんじゃないかって思わなくもないですが、
自分のキャリアパスの通過点、役割の変化だと考えます、

エンジニアで関わってきたシステムが
何かの役に立ったり、某ニコでは人の心を動かしたり、
やってたときは夢中でしたのでそんな実感もなかったですが。
いまちょっと離れてみて強く感じるようになっています。
何でも自分の役割を果たせば、何かを変えられる。
そんなことを伝えられたらいいなと思っています。

いつから夏休みとかだった訳ではありませんし、
いつまで夏休みということもないですが、
にわかには忙しくなってきました。

「教職を目指しながら」ではありますが、
志向を理解していただいて、エンジニアの仕事をいただけました。
これについても非常に感謝しておりますし、
なおさら手を抜くことなく頑張っていく次第です。

前職場の退職エントリーがまとめられていたりもするようですが、
特にソコに載るそのようなことは書きませんが、
貴重な経験をさせていただいたことが
今の自分を存在させているのだと思います。
前職には6年以上に渡り、たくさんの方にお世話になりました。
感謝の気持ちはこれからも尽きることはありません。

私の場合、狭い業界からちょっと広い業界に行くかもしれませんが、
「ズッ友だよ。」

そしてもうすぐ産まれてくる命と
一生全力で向き合う次第です。。